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0円でも売却する方が得をするのは何故か

2017/9/24

業界の現状

この記事は書籍やDVD、ゲームなどのメディアショップ(セル店)向けに書いていますが、そのようなビジネスそのものが、いま完全な斜陽産業となっています。これは書店のケースですが、2000年の時点での店舗数は約21000。これが昨年は約13000店まで減少しています。DVDやゲームを扱う店舗も同様です。理由はネット通販やコンテンツ配信などが大きいと思います。もはや20代など若い世代には、「コンテンツにお金を払う」という感覚さえ薄れてきているのが現状だと思います。

閉店に至った理由を考える

その上で「あなたの店が閉店に至った理由」を考えてみましょう。まず何と言っても売上減少が一番の理由でしょう。その売上が減少した理由については色々あると思います。例えば立地です。メディアショップは大型都市部を除いて、郊外のバイパス沿いが主戦場です。次に規模。郊外型はすでに100坪以上の店舗面積と、数十台規模の駐車場を完備が標準です。次に資金力や組織力です。チェーン店を多数持つオーナーは、このジャンルのビジネスが地域一番店でないと生き残れないということを熟知して、様々な戦略を打っています。

居抜き物件の相場は安い

もしあなたの店が、このように立地においても規模においても大型チェーン店にひけをとらないお店であれば、それなりの金額での売買が可能なはずです。ですが、そうではない状況だからこそ閉店に追い込まれているとも言えるのではないでしょうか。もちろん、高額での売却が可能ならばそれが一番良い選択肢ですが、高望みをしない方が良いと断言します。このような物件のことを「居抜き物件」と呼びますが、「居抜きが高く取引されるのは極端に立地条件が良い場合や、内装や設備自体に価値がある飲食店などに限られます。それでも店は売却した方が絶対に良いのです。その理由をいくつかに分けて説明します。

備品の売却金額の相場

メディアショップの場合、価値のあるものと言えば備品と在庫くらいでしょう。備品でお金になるものは、例えば棚ですが、木製の棚は恐らく1棚500円、高くても2000円が相場ではないでしょうか。スチール製でも恐らく高くて2000~3000円だと思います。DVDやゲームの防犯ケースはメーカーにもよりますが数十円。防犯ゲートや防犯カメラなどは完動品であれば、それなりの価格になると思います。ここまで合計して数十万円にでもなれば「良し」としましょう。店ごと売却できなければ、近所のリサイクルショップではなく店舗専門のリサイクル業者をネットで検索してお願いするのが良いと思います。

また前出のスチールラックやエアコンの室外機などは、金属専門の業者に買ってもらうのが一番です。北京オリンピックの時の前後は中国で鉄が不足して、とにかく鉄の相場が上がりました。線路や動線が盗まれた事件がニュースで放送されていたのを見たと思います。鉄は換金できるのです。現在(平成27年1月現在)の買取相場は状況にもよりますが10〜20円(1KGあたり)くらいでしょうか。壊れたモニターの電源アダプターなどもわずかですが換金できます。下手に近所の業者に持ち込んで逆に手数料を取られたということがないようにしましょう。ある意味ゴミと同じようですが、材質や種別で分別することがお金を生むのです。

賢い在庫処分

次に在庫ですが、当然メーカーから委託で預かっている商品は売却できません。メディアショップで換金できるものは、仕入れた新作の商品と中古の商材などです。あなたが他にも店舗を持っていれば、そちらに在庫を移動するべきですが、ここで廃業するのであれば、できるだけ早急に在庫を処分すべきです。もちろん店舗ごと引き継ぐ方(購入)がいれば、それが一番です。しかし、そうでなく廃業する場合の在庫の処分方法は「利益を高く取れる順番」で行います。その意味ではまず閉店セールなのですが、集客力が落ちている段階でセールを行う意味がどれだけあるのか疑問です。

来客数が変わらない立地であれば意味があるとは思えません。むしろセール期間中に店を維持するアルバイトの人件費などの方が高くつく場合があります。もちろん、通販も手がけているのであれば、Amazonやヤフオクへの出品も良いと思います。ですが、出品から販売までの時間、そして出荷までの手間を考えると専門業者に依頼して、早期にまとめて買い取りしてもらう方法が有効かと思います。

その上で注意すべきは、その業者の選定です。在庫の査定方法を聞いておくべきです。また支払方法も注意です。閉店時はとにかく色々とお金が必要です。それなのに査定後の入金が遅いようでは何かと不都合です。即金で支払ってもらえる業者を選定しましょう。手前味噌で恐縮ですが、弊社は「相場に合わせた即時査定」と「査定後即時入金」をお約束します。機会があれば、ぜひ御相談ください。

0円で譲渡する方が得だというカラクリ

今まで、少しでもキャッシュを手元に残す閉店について書いてきました。その中で、店の購入を考えても良いという方があなたの前に現れた場合、交渉次第では最終的に0円で譲渡した方が得をするというケースがあります。別章の不動産屋との交渉術でも詳しく説明していますが、賃貸物件であれば、閉店後に原状回復をして家主に返す必要があります。つまり、内装を中心に物件を修復する作業費の一部を負担する必要があるということです。これが物件契約時に預けた敷金、または保証金の金額内で収まれば良いのですが、場合によっては、それ以上の金額を支払う必要がある可能性があるのです。

せっかく店を引き継ぐ人が現れたというのに、金額交渉で納得がいかず、結局そのまま閉店となった場合に、この費用が確実にかかります。逆に引き継いで頂ければ、預けた敷金や保証金が全額手元に帰ってくるのです(償却が記載された契約を除く)。タダで譲渡した結果、残るお金があるわけですから、そうでない場合とは雲泥の差です。もちろん、その場合は在庫などの換金性の高いものは事前に処分すべきです。とにかく順序を考えて、1円でも多くのキャッシュを手元に残してください。

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