通販への参入
2017/9/24
Amazonマーケットプレイスの参入
生き残りの策として中古などの商材を通販で販売する策は良案です。特にPOSレジさえあれば、店舗在庫が同時併売可能(在庫の消込機能がある場合)なので、売上向上に大きく貢献すると思います。しかしこれは既に参入している場合の話です。
手数料の値上げや運賃改定
特にAmazonをめぐる状況は大きく変わってきました。まず手数料の値上げです。そして報道でも話題になりましたが、大手運送会社の値上げにより、発送運賃が値上げの方向にあります。かつてメール便があった時代、書籍やDVDで1円出品の商品が売れてもAmazonが一律で購入したお客様から頂く送料の差額で、数百円程度の利益を生むことができました。しかし前述の通り、この状況は大きく変わろうとしています。また同業他社の参入も数多く激戦となっています。管理はシステムで行いますが、自動価格機能は1円に向かってまっしぐらに値下げ更新していきます(そうしないと売れないのです)。
このように、今から参入するためにはハードルが高いのが現状となっています。
いまから参入しても成功するケース
しかし特に中古商材の確保に成功している店舗であれば、まだ参入するメリットは大きいと考えて良いでしょう。特に在庫をAmazonに預けるFBAや、取引実績を重ねるとAmazonから借入が可能になります(Amazonレンディング)。
中古商材の買取は順調だが、キャッシュフローが悪くて買取資金が心もとないという店舗については悪くないシステムだと思います。
ただし金利は安くないので御注意を。